テクノ V と他の柱材との違い (杉柱・断面)

自然乾燥材


◎ 内部割れは発生しにくい
◎ 乾燥装置が不要
◎ 変色しない(自然色)

× 外部割れが発生する
× 芯部の含水率を下げにくい
× JAS規格に適合しにくい


高温乾燥材


◎ 外部割れが少ない
◎ JAS規格に適合しやすい
◎ 含水率を下げやすい

× 内部割れが発生する
× 過乾燥になりやすい
× 強度(圧縮実験による)が低下する傾向がある
× 変色する

背割り乾燥材


◎ 外部割れが少ない
◎ 芯部の含水率を下げやすい
◎ 芯持ち役柱として和室の装飾材として古くから利用
◎ 変色しない(自然色)
◎ 内部割れは発生しにくい
× 背割りが空いたままで施工しにくい
× 仕口部が背割り欠損により強度が弱い


集成材

◎ 外部割れ内部割れがない
◎ 品質が安定(個体差が少ない)
◎ 大量のストックが容易
◎ JAS規格に適合しやすい
× 大規模な製造工程が必要
× 製造過程での環境負荷が大きい


スリットパッキング法 テクノ 背割り乾燥法 × 集成技術の応用

◎ 外部割れが少ない
◎ 芯部の含水率を下げやすい
◎ 内部割れは発生しにくい
◎ 変色しない(自然色)
◎ 背割りを充填し加工しやすい
◎ 仕口強度を改善
× 強固なパッキング技術が必要